先日染めた 茜(インド茜) と えんじゅをもう少し華やかな色にならないものかと
再度 染めてみました。(シルク)
染める時間を前回より短くしてみました。
やはり こんな華やかで雅な色になりました。
染まった色を眺めながら きっと 平安貴族はこうして植物から色を抽出し
絹に染めていくことを楽しんでいたのだろうな、と思いました。
調べてみると 当時の貴族は 色彩感覚に優れ 季節の色でコーディネートし
季節はずれの色を纏うと ださい!と馬鹿にされていたそうです。
紫式部は特に 色に関しては優れた感覚をもち 源氏物語の中にもそれは出てくるそうです。
白内障手術で 私の目には 多焦点レンズが入り
遠くも近くも ハッキリ くっきり見えるようになりました。
もう 眼鏡要らず。
よく見えるようになると 何故だか不思議に
『色』への興味が増し
日本古来の色、美しい色を染めてみたい、と思い始めました。